お箸の持ち方を直した話
育ち、というのは一般的に言葉遣い、清潔感、歯並び、箸・ペンの持ち方、字の綺麗さに出るそうです。
今朝、娘に箸の持ち方を教えることをさほど重要視していないというツイートを拝見しました。
個々の家庭によって様々あると思いますが、一般教養やマナーは教育方針とかいうエゴ云々以前に、身につけさせるべき事だと思います。
世の中には上のような観点から、勝手に育ちを憶測してくる輩も、マナーポリスのような失礼な方たちもいるんです。
そういう方々から無駄に傷つけられるのを防ぐためにも、世間で後ろ指をさされないためにも、一般的に育ちが出るといわれているものを躾けたり、矯正させるのが親の役目だと思うんです。
なぜそう思うのかというと、私は以前箸の持ち方がめちゃくちゃだったんです。中指を箸のあいだに挟まない特殊な持ち方をしていました。でも親から教えてもらったことがなかったし、親が正しい持ち方をしていたのかも思い出せません。
だから、箸を使ってみんなと食事をするのがとても恥ずかしかったです。直そうにも、持ち方のコツが分からない、ある程度の年になると、箸の持ち方を矯正しにくくなると聞くし…と諦めモードになっていました。
しかしですね、高3の夏(つい最近)、好きな人と食事をする機会に、本当に恥ずかしくて、絶対に直してやる!と決意したのです。
夏休み中、ネットで正しい持ち方のコツをめちゃくちゃ調べました。
すると!このサイトにたどり着きました。
https://yossense.com/how-to-hold-chopsticks/
もし正しい持ち方のコツを知らない方、またはこれが正しい持ち方なのか不安に思った方は読んでみてください。とても分かりやすいです。
毎日三食、それはもう受験勉強とは比にならないほどの集中力で食事をしました。
最初は慣れないのでいつもの倍ほど時間はかかったし、イライラしたけど、これで正しい持ち方が出来るようになる!と考えると苦痛ではありませんでした。
すると、2週間ほどで正しい持ち方が普通に出来るようになりました。
案外すんなり出来るものです。何年間もコンプレックスだったものが2週間ほどで直るものだったとは…愕然としました。
持ち方の矯正はさほど難しくないです。直したいという気持ちさえあれば可能であると身をもって実感しました。
先日その話を人にしたら、「実は(箸の持ち方が間違っていること)言おうか悩んでた」と言われ、やっぱりみんなそういうのちゃんと見てるんだなって思いました。
「私はそんな表面だけのマナーで人を見たりしません!」と以前の私が言ったら、「お前が正しい持ち方ができないから言い訳にしてるんだろ」と言われてしまいそうだったので黙っていました。が、今もこの考えは変わりません。
変な箸の持ち方は、箸の持ち方パトロールの方を見分けるリトマス紙の役割を果たすので、変な人間を早い段階で切れるという利点がありますけどね
ですが、正しくない持ち方をする人を見ると不快である、という方もいると思います。すみませんでした。そういう人とは洋食が1番だと思います。
もし親しい仲であれば言ってあげるのも優しさかなと思います。持ち方のコツがわからないだけの場合もあるからね。
正しい持ち方をご両親からきちんと躾けられた方は、ご両親に感謝しましょーね
これから自力で直す方は、応援してます!がんばろ!